チェストは寝室や居室のたんす。おもに衣類などの服飾品を収納するのに特化した家具です。
キャビネットは小道具などの雑貨や書類・書籍を収納する家具です。
介護・病院用家具のチェストとキャビネットは、高さを700mmに揃えられています。
これは、介護施設・福祉施設や病院施設で使用する際に、利用者がチェストとキャビネットに手をかけて伝え歩きすることができる高さにするためです。
たとえば高さが1000mm以上の家具であれば、手をつけることはできますが、体重をうまく家具にかけることが難しくなります。
高さを700mmにあわせることで、歩く際に体重をほどよく家具にかけて居室内を歩くことができます。
チェスト・キャビネットをうまく配置すれば収納力をあげつつ機能性を取り入れることができます。
これらの収納家具も、自宅にいる居心地感覚を再現するため、木目調を基調としたカラーで統一することで、安らぎを演出することができます。