介護テーブルや介護椅子に求めるものは、機能性やデザイン性等がありますが、第一優先としなくてはならないものは何でしょうか。
最も重要なものは、丈夫さであり安全性です。
介護テーブルや介護椅子は、利用者の安全を第一に考えなければなりません。
介護家具を選ぶ上では、丈夫さが第一となります。
介護椅子では、収納に便利な折りたたみ式の介護椅子もありますが、収納に便利な分手軽に折り畳めてしまうため、安全性の面からは固定式の介護椅子にはかなうものではありません。
介護椅子であれば肘が付いているタイプの椅子を選べば、利用者が楽に着座ができ安全性が高まります。
また、介護テーブルでは、移動が楽なキャスターがテーブル脚の底部に取り付けたキャスター式の介護テーブルもありますが、安全性の面からは4本脚が固定しているものにかなうものではありません。
両面の利点を備えた固定式とキャスター式が混じった「2本キャスター・2本固定式」の介護テーブルもあるので、利便性と安全性を両得することができます。
丈夫さで選ぶならば、介護テーブルであれば、スチール製のフレームを採用、もしくは太めの集成材を組み合わせたものを選択したいところです。
介護椅子は、太めのラバーウッド等でずっしりと重厚感のある、もしくはしっかりと重量のある椅子を選択することが寛容となります。